活動名:第10回水循環ワークショップ「「琉球・沖縄における水資源の利用と開発」」
日時 5月23日(木) 12:35-14:15
場所 琉球大学理学部 C114教室
活動内容:
島で生きる人びとは、くらしを支える水をいかに確保し、利用してきたのでしょうか?10回目となる水循環ワークショップでは、水の環プロジェクトチームのコアメンバーである湧き水ファンクラブから、顧問の金城義信さんをお招きして、「沖縄の水道について〜その歴史と水資源の特徴〜」と題するお話をいただきました。金城さんは長年、沖縄県企業局で水行政に携わり、『沖縄の水道:その歴史と技術の変遷』(新沖縄経済社、1997年)の著者でもあります。
ワークショップではまず、金城さんから、グスク時代から今日に至るまでの琉球・沖縄の水の歴史、水資源の特徴、渇水との戦い、水道施設の特徴について解説いただきました。そして、今後の水行政をめぐる課題について、参加者と議論を深めました。ワークショップには、水の環プロジェクトチームの教員が担当する授業の受講生も合流し、総勢で約120名が参加しました。その場で回収したアンケートでは約9割が「参考になった」という回答を寄せました。
写真1 講師 金城義信氏(湧き水fun倶楽部顧問、元・沖縄県企業局技監)