主催:水の環プロジェクト
日時:10月18日(木)、19日(金)
場所:多良間小学校
島の水循環のしくみを自然科学的に理解するESD教育プログラムの2回目として、今回は「多良間島の淡水レンズ」をテーマとして2018年9月18日と19日にに多良間小学校の5年生を対象に授業を行いました。
今回の 講師は琉球大学 農学部安元純先生です。
1日目は観測井に行き、深度ごとに電気伝導度(EC)を測定、水をサンプリングし、その水の重さを測って淡水レンズを形成している地下水と海水の密度の違いを体感してもらいました。
2日目は、前日に測定した電気伝導度をグラフ化し、淡水レンズの淡水と海水の境目の確認をしました。
模型実験では、多良間小学校の生徒たちに淡水レンズがどのような形をしてるか予想してもらったあと、実際に模型を使って淡水レンズを作り、降雨の場合や水をくみ上げすぎた場合など条件を変えた淡水レンズの形の変化を確認しました。
淡水レンズの水を持続的に利用していく方法を子供たちに考えてもらい、今回の「地下水編」の授業は終了しました。
感想
「下に行くほど水が汚くなることがわかりました。今日は水をくんでくると聞いてたのでそのことが楽しみでした。
水をあげるときはぬるぬるしていてあげにくかったです。ぼくは理科が好きなので、水のことや化学実験がとても好きです。ぼくは、水で実験するならろかをどうやるかをしたいです。
昨日水を汲みに行ったところが水に届くまでに12mということにびっくりしました。もっといろんなことを知りたいです。」
「今日はランチルームで淡水レンズについてしらべました。淡水レンズは、真ん中があつくて左右から少なくなっていて雨がふると淡水が多くなって、雨がふらなかったら淡水が少なくなるということがわかりました。
他にも、人が水をくみあげて使うとだんだんへってくるので水は使わないときは、ちゃんとじゃぐちを閉めたり、むだに使わないように努力しようと思ったし、雨もふらないと淡水レンズに水がたまらないので雨も大切だということがわかりました。」
「多良間の淡水レンズのことについて調べました。海水と水のさかいめなどを調べました。まず海水をいれてそのあとに水を入れたらレンズみたいな形をしたのですごいと思いました。それと淡水レンズは使うと減るのであんまり水を出しっ放しにしないようにしようと思いました。それと雨の日はいやだけど、雨がふらないと淡水レンズはたらまないので、たまにはふったほうがいいと思いました。」