主催:水の環プロジェクト
日時:9月6日(木)
場所:多良間小学校
2018年9月6日、多良間小学校5年生を対象に、島の水循環の仕組みを自然科学的に理解するESD教育プログラムの第1回目として、プロジェクト代表の理学部新城竜一先生が、1)岩石の調べ方と琉球の島々の地質、2)多良間島の地質の特徴、3)島を構成する琉球石灰岩の多様性と現在のサンゴ礁地形との関係について授業をしました。岩石を五寸釘で削ったり、トイレの洗剤(塩酸)で溶す実験を行い、その特徴を詳しく調べました。そして、多良間島から採集したサンゴ石灰岩や有孔虫石灰岩、石灰藻球石灰岩をもとに作成した岩石スライドを、みんなで一緒にデジタル顕微鏡で観察し、多様な琉球石灰岩の組成を理解しました。
この授業をとおして、自分たちの暮らす島がサンゴ礁の生き物から成り立っていることを学びました。次回は、島の地下水の仕組みについてです。
感想
「岩石には3つの種類があることをはじめて知りました。多良間には、石灰岩があることを知りました。グループに分かれて、岩石を4種類にわけました。私は石は種類はなく、みんな同じだと思っていたけど、種類があることがはじめてわかりました。石の模様はすごかったです。花みたいな模様や、穴が空いているものもありました。色も全部違っていたのですごかったです。石の中には、虫やうにんとげが入っているのはびっくりしました。次の勉強も楽しみです。」
「石にはいろんな種類があるんだなぁと思いました。
びっくりしたことが二つあります。一つ目は石灰岩はとけるんだなぁとびっくりしました。二つ目は、石灰岩にも色々な種類があることにびっくりしました。僕の知っていた種類は、石灰岩しかわからなかったので色々な種類がしれてよかったです。」
宮古新報に今回の授業を取り上げていただきました。
URLはこちらから http://miyakoshinpo.com/news.cgi?no=20001&continue=on