日時:平成30年6月3日(日)9:00-12:00

 

場所:沖縄県八重瀬町 屋冨祖井(ヤフガー)

座嘉武井泉(ザカンガー)

世持井(ユムチガー)

慶座井(ギーザガー)と慶座井絶壁(ギーザバンタ)

 

 

6月3日(日)、八重瀬町地域資源保存の会会員の与座子供会・仲座子供会と共に、第15回身近な水環境の全国一斉調査に参加し、水辺環境学習の一環として、みずのわ教室(科学教室)を開催した。

当日はこども18名、大人20名の参加があり、琉球大学の学生ボランティアをリーダーに4つのグループに分かれて、各井戸の採水やクリーンメジャーをつかった透明度の測定などをおこなった。公民館にもどり、井戸から持ち帰った水をもとにパックテストを用いて水質実験をおこなった。子どもたちは、身近な湧き水の状態を知るきっかけとなっただけではなく、大学生からスポイトの使い方や色が変わるしくみなどを教わり、サイエンスへの関心を高めるきっかけとなった。また、様々な年代の方が一緒に参加し、会場には活気があふれた。アンケートでは「実験をして、実験の結果を知って面白かった」(小6)、「いろんな湧き水が見れて楽しかった」(小5)などの回答があった。また、保護者からは「子供達と一緒に学習できて楽しかった」(40代)という感想があった。

かつて生活用水として利用されていた世持井(写真左)とクリーンメジャーで透視度を測っている子供達(写真右)

 

初めてスポイトを使う子供達は緊張とわくわくがいっぱいの表情で色の変化を観察していました。