【開催報告】「みずのわ教室in 八重瀬町」第15回身近な水環境の全国一斉調査の実施

2018年08月31日 12:27

日時:平成30年6月3日(日)9:00-12:00

 

場所:沖縄県八重瀬町 屋冨祖井(ヤフガー)

座嘉武井泉(ザカンガー)

世持井(ユムチガー)

慶座井(ギーザガー)と慶座井絶壁(ギーザバンタ)

 

 

6月3日(日)、八重瀬町地域資源保存の会会員の与座子供会・仲座子供会と共に、第15回身近な水環境の全国一斉調査に参加し、水辺環境学習の一環として、みずのわ教室(科学教室)を開催した。

当日はこども18名、大人20名の参加があり、琉球大学の学生ボランティアをリーダーに4つのグループに分かれて、各井戸の採水やクリーンメジャーをつかった透明度の測定などをおこなった。公民館にもどり、井戸から持ち帰った水をもとにパックテストを用いて水質実験をおこなった。子どもたちは、身近な湧き水の状態を知るきっかけとなっただけではなく、大学生からスポイトの使い方や色が変わるしくみなどを教わり、サイエンスへの関心を高めるきっかけとなった。また、様々な年代の方が一緒に参加し、会場には活気があふれた。アンケートでは「実験をして、実験の結果を知って面白かった」(小6)、「いろんな湧き水が見れて楽しかった」(小5)などの回答があった。また、保護者からは「子供達と一緒に学習できて楽しかった」(40代)という感想があった。

かつて生活用水として利用されていた世持井(写真左)とクリーンメジャーで透視度を測っている子供達(写真右)

 

初めてスポイトを使う子供達は緊張とわくわくがいっぱいの表情で色の変化を観察していました。

【開催報告】八重瀬町湧き水めぐり「やえせ水紀行〜ぐしちゃん編〜」

2018年08月31日 11:35

共催:八重瀬町ガイドの会、湧き水fun倶楽部、水の環プロジェクト

 

日時:平成30年6月30日(土)9:00-11:30

 

場所: 「屋冨祖井(ヤフガー)」

「座嘉武井泉(ザカンガー)」

「世持井(ユムチガー)」

「慶座井(ギーザガー)と慶座井絶壁(ギーザバンタ)」

 

 

水の環プロジェクト・湧き水fun倶楽部・八重瀬町ガイドの会共催企画として、八重瀬町の湧き水めぐりを実施。八重瀬町ガイドの会が、事前に実施した勉強会をもとに、新たに開発した具志頭地区の湧き水散策コース「やえせ水紀行~ぐしちゃん編~」を体験した。ガイドは、文献資料、口伝、個人の思い出などに加え、5月19日に行った事前勉強会で得た情報や知識が反映され、科学的な話題が効果的に盛り込まれた内容であった。また、本プロジェクトの参加機関である湧き水fun倶楽部がこれまで行ってきた調査をもとに、湧き水を利用した先人のくらしについて情報交換をおこなうなど、新たな知見を得ることができた。科学コミュニケーションの実践の成果が、地域で活かされる様子を体験することができ、本プロジェクトの意義と目的を再確認する機会となった。

 

右の写真は、慶座井絶壁(ギーザバンタ)を背景に、慶座井(ギーザガー)の水神伝説を担当ガイドの手作り紙芝居で紹介している。

左は座嘉武井泉。

【開催報告】八重瀬町湧き水めぐり事前勉強会

2018年08月31日 11:03

 

日時:平成30年5月19日(土)17:00-18:00

場所:沖縄県八重瀬町役場1階 町民交流ホール

共催:水の環プロジェクトチーム、湧き水fun倶楽部、八重瀬町ガイドの会

 

5月19日(土)、八重瀬町観光振興課とともに、6月30日(土)に企画している水の環プロジェクト・湧き水fun倶楽部・八重瀬町ガイドの会共催「八重瀬町湧き水めぐり」に向け、主に、ガイドを担当する、八重瀬町ガイドの会の会員向けに、地域の地質と湧き水に関する事前勉強会を行った。本プロジェクトの代表で地質学専門の新城教授が講師を務め、八重瀬町の地質の特徴や成り立ち、地下水の流れについて、「琉球石灰岩」や「島尻泥岩」など、実物の岩石標本に触れてもらいながら講義を行った。参加者からは、身近な湧き水や地質、その歴史についてたくさんの質問があり、活発な情報交換の場となった。

 


スライド(公開版)
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八重瀬町の地質をもとにした最新の研究成果を織り交ぜ、解説する代表の新城教授(写真左)と、参加者(写真右)

【お知らせ】日本リスク研究学会第31回シンポジウム『リスクコミュニケーションモデル形成事業における社会的共創の実践』で本プロジェクトを紹介します!

2018年05月11日 11:25
日本リスク研究学会第31回シンポジウムでプロジェクトを紹介します!

日本リスク研究学会 第31回シンポジウム 『リスクコミュニケーションモデル形成事業に
おける社会的共創の実践』
日時: 2018年6月26日(火) 第一部 14:00-17:30 第二部 18:00-20:00
場所: 東京大学本郷キャンパス医学部2号館3階の大講堂(※学会総会後に同会場にて開催)
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_02_03_j.html
主催: 一般社団法人 日本リスク研究学会
後援: 文部科学省(申請中)

お近くの方は、ぜひお越しください!
詳しくは、日本リスク研究学会のウェブサイトをご覧ください。
http://www.sra-japan.jp/cms/sympo2018/

【開催報告】第4回 水循環ワークショップ 水循環に関連する法令と 自治体の動向に関する勉強会(2) 〜市区町村におけるとりくみ〜

2018年04月30日 18:30

当日の様子はこちらをご覧ください。
水の環プロジェクト
湧き水fun倶楽部


日時 2018年4月27日(金) 14:30〜17:00(14:00開場)
場所 八重瀬町役場2階大会議室
主催 水の環プロジェクトチーム(国立研究開発法人科学技術振興機構 平成30年度「科学技術コミュニケーション  推進事業」「未来共創イノベーション活動支援」「水の環でつなげる南の島のくらし」)(代表 琉球大学 理学部 新城 竜一)
目的 水の環プロジェクトにおける「水循環ワークショップ」

参加費 無料
定員 40名
プログラム
14:30-14:35 開会&趣旨説明 琉球大学 人文社会学部 久保 慶明
14:35-14:50 地下水の利用と保全 琉球大学農学部 安元純
14:50-15:05 宮古島の地下水保全対策 琉球大学名誉教授 渡久山章
15:05-15:20   湧き水に関する浦添市民活動への取り組み 湧き水fun倶楽部 ぐしともこ
15:20-15:35 安曇野市の水環境基本計画  琉球大学人文社会学部 久保 慶明
15:35-15:50   他府県の流域協議会の設置事例  建設技術研究所 井上康
15:50-16:05   八重瀬町の取り組み八重瀬町 土木建設課 島添和博
16:00-16:10   休憩
16:10-17:00 総合討論
17:00-            閉会 琉球大学理学部 新城竜一
18:00-            懇親会(会費制)

 

 

New! 口頭発表【2017/4~2018/3】

2018年04月25日 15:00

岡村 聡, 稲葉 充, 新城竜一, 北部フォッサマグナ周辺のマントル物質の改変:起源マントルとスラブ溶融成分変化の証拠, 日本火山学会, 熊本大学, 熊本, 2017年9月21-23日.

 

相澤 正隆, 岡村 聡, 高橋 敏郎, 新城竜一, 米山団体研究グループ, 北部フォッサマグナ北東部,米山層火山岩類の火山層序とマグマ組成の対応関係, 第71回地学団体研究会総会(旭川総会), 北海道旭川市大雪クリスタルホール, 北海道, 2017年8月25-28日.

 

土岐 知弘:世界の泥火山研究レビュー(無機化学編),日本地質学会第124年学術大会,愛媛大学,愛媛,2017年9月16~18日。

 

大嶋 将吾,土岐 知弘,堤 映日,石橋 純一郎:竹富海底温泉の起源についての一考察,第64回日本地球化学会年会,東京工業大学,東京,2017年9月13~15日。

 

土岐 知弘,大竹 翼,石橋 純一郎,松井 洋平,川口 慎介,加藤 大和,淵田 茂司,宮原 玲奈,堤映日,中村 峻介,川喜田 竜平,宇座 大貴,上原 力,新城 竜一,野崎 達生,熊谷 英憲,前田 玲奈,CK16-05乗船者一同:伊是名海穴における海底下鉱体周辺の熱水性成分の分布,第64回日本地球化学会年会,東京工業大学,東京,2017年9月13~15日。

 

金城和俊 地下水と液肥との混合による白色沈殿物 日本土壌肥料学会 佐賀大学 2017年9月21日-22日

野崎真司(琉球大学農学研究科)・安元純(琉球大学農学部)・安元剛(北里大学海洋生命科学部)・飯島真理子(北里大学海洋生命科学部)・新城竜一(琉球大学理学部), 土壌・地下水中におけるリン酸塩の輸送形態,平成29年度 農業農村工学会大会講演会,神奈川県藤沢市 (日本大学 生物資源科学部 湘南キャンパス),2017年8月29日-9月1日。

 

高橋そよ「地域課題解決型研究へのアプローチ:Land Grant Universityにおける学際的研究プラットフォームの形成とトランスレーターの役割」、日本島嶼学会、鹿児島県上甑島、2017年9月3日

 

高橋そよ「文化・暮らし・人を紡ぐ超学際的研究の可能性」、シンポジウム「島々の森と海の暮らし:人と自然がつむぐ生物文化多様性」、京都大学主催、琉球大学、2017年9月29日

 

石橋純一郎(代表), 新城竜一 , 土岐知弘 (2017) 海洋資源の成因に関する科学的研究 鉱床モデルの構築に向けた熱水化学反応の解明. 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)次世代海洋資源調査技術シンポジウム. ポスター発表. 12月18日, 東京・大崎ブライトコアホール.

 

Aizawa, M., Okamura, S., Takahashi, T., Shinjo, R. and Yoneyama Research Group. (2017) Hornblende fractionation in high – K tholeiitic magmas: evidence from the Yoneyama Formation of central Japan for a hydrous magma differentiation. American Geophysical Union (AGU) Fall Meeting, December 11-15, 2017. New Orleans, Louisiana, USA.

 

Okamura, S., Inaba, M., Igarashi, S., Aizawa, M. and Shinjo, R. (2017) Drastic shift of lava geochemistry between pre- and post- Japan Sea opening in NE Japan subduction zone: constraints on source composition and slab surface melting processes.American Geophysical Union (AGU) Fall Meeting, December 11-15, 2017. New Orleans, Louisiana, USA.

 

Toki, T., Otake, T., Ishibashi, J-I., Matsui, Y., Kawagucci, S., Kato, H., Fuchida, S.,  Miyahara, R., Tsutsumi, A., Kawakita, R., Uza, H., Uehara, R., Shinjo, R., Nozaki, T., Kumagai, H., Maeda, L., and CK16-05 on-board member. (2017) Distribution of hydrothermal fluid around the ore body in the subseafloor of the Izena hydrothermal field. American Geophysical Union (AGU) Fall Meeting, December 11-15, 2017. New Orleans, Louisiana, USA.

 

Jun Yasumoto, Ko Yasumoto, Mariko Iijima, Masashi Nozaki, Kazumi Asai,
Mina-Yasumoto-Hirose (2017), Effect of submarine groundwater discharge containing phosphate on coral calcification. American Geophysical Union (AGU) Fall Meeting, December 11-15, 2017. New Orleans, Louisiana, USA.

 

Ko Yasumoto, Mariko Iijima1, Kana Fujii1, Azusa Kubota1, Jun Yasumoto, Mina Yasumoto-Hirose, Mitsuru Jimbo1 and Shugo Watabe. (2017) Novel mechanisms for calcification of marine organisms and its application. International symposium “Fisheries science for Future Generations”. September 22-24, Tokyo-Japan.

 

Azusa Kubota1, Ko Yasumoto, Mariko Iijima1, Jun Yasumoto, Mina Yasumoto-Hirose, Yoshikazu Ohno, Mitsuru Jimbo1 and Shugo Watabe. (2017) Localized pH increase in calcifying fluids of primary coral polyps possibly associated with calcification processes. International symposium “Fisheries science for Future Generations”. September 22-24, Tokyo-Japan.

 

Mariko Iijima1, Ko Yasumoto, Jun Yasumoto, Mina Yasumoto-Hirose, Mitsuru Jimbo and Shugo Watabe. (2017) The mechanisms involved in phosphate inhibition against calcification of acroporid coral. International symposium “Fisheries science for Future Generations”. September 22-24, Tokyo-Japan.

 

Shota Shinozuka, Ko Yasumoto, Tsuyoshi Sakata, Mina Yasumoto-Hirose, Jun Yasumoto, Mitsuru Jimbo and Shugo Watabe. (2017) The effects of polyamines on photosynthesis of cyanobacteria. International symposium “Fisheries science for Future Generations”. September 22-24, Tokyo-Japan.

 

Yasumoto Ko, Iijima Mariko, Kana Fujii, Kubota Azusa, Yasumoto Jun, Yasumoto-Hirose Mina, Jimbo Mitsuru, Watabe Shugo (2017) Novel calcification method using biogenic polyamines and its application. BiominXIV/14th International Symposium on biomineralization. October 9-13, Tsukuba-Japan.

 

Mariko, Yasumoto Ko, Yasumoto Jun, Yasumoto-Hirose Mina, Jimbo Mitsuru, Watabe Shugo. (2017) The mechanisms underlying phosphate inhibition against calcification of Acroporid coral. Iijima. BiominXIV/14th International Symposium on biomineralization. October 9-13, Tsukuba-Japan

 

飯島真理子・安元 剛・神保 充(北里大海洋)・安元 (琉球大農)・廣瀬美奈(トロピカルテクノプラス)・渡部終五(北里大海洋)、コユビミドリイシ稚ポリプの骨格形成にリン酸塩が及ぼす影響、東京大学大気海洋研究所共同利用研究集会「我が国の刺胞動物研究の発展」、東京大学大気海洋研究所、2017年11月21日、東京。

 

野崎真司、与論島沿岸域における海底地下水湧出のモニタリングとサンゴの石灰化に及ぼす影響、公益社団法人日本地下水学会、2017年10月13日、青森。

 

金城和俊、土壌が支えるマングローブ林の生態系、ステップアップマングローブ講座「マングローブと防災」、漫湖水鳥センター、主催:一般社団法人 沖縄国際マングローブ協会、2017年11月5日、那覇。

佐々木健志、ビオトープに関する講演+現地指導、恩納村エコツーリズム研究会、2017年12月19日、恩納村。

新城竜一、ホウ素同位体比を用いた地球科学的研究の事例紹介 (招待講演), プラズマ分光分析研究会第102回講演会, 琉球大学千原キャンパス, 2018年3月23日.

 

新城竜一、研究と社会をつなぐ「水の環」プロジェクト, 琉球大学・沖縄県共催シンポジウム「水から考えるSDGs×沖縄・島じまの挑戦 2018」, 沖縄県立博物館・美術館, 2018年2月4日.

 

土岐知弘 、共同利用研究集会「海溝の海側で生じる過程総合研究:沈み込み帯インプットの実態解明に向けて」,東京大学地震研究所,東京,2018年3月27日

 

安元純、海と陸とを一体的に捉えた島嶼型統合的水循環管理を目指して,宮古島の自然と文化を考える会第66回講演会,那覇市ほしぞら公民館,2018年3月25日

 

篠塚 翔太・安元 剛・天野春菜・神保 充・水澤奈々美・渡部 終五 (北里大海洋)・坂田 剛 (北里大一般)・廣瀬美奈 (TTP)・安元純(琉球大学農学部)シアノバクテリアの光合成にポリアミンが及ぼす影響,平成30年度日本水産学会春季大会,東京海洋大学品川キャンパス,平成30年3月26日(月)~30日(金)

 

窪田 梓・安元 剛・飯島真理子・天野春菜・水澤奈々美・神保 充・渡部終五(北里大海洋)・大野良和(OIST)・廣瀬美奈(TTP)・安元純(琉球大学農学部)Acropora digitifera稚ポリプの石灰化母液内の局所的pH上昇と物質輸送経路の解明,平成30年度日本水産学会春季大会,東京海洋大学品川キャンパス,平成30年3月26日(月)~30日(金)

 

高橋そよ、「Land Grant University におけるURAの役割〜地域と協働する超学際的プラットホームの形成を目指して〜」、第4回人社系研究推進フォーラム、京都、2018年3月16日。

New! 論文発表【2017/4~2018/3】

2018年04月25日 15:00

Toki, T., Kawamura, K., Tsunogai, U., Gamo, T. (2017) Microbial metabolism inferred from chemical and isotopic compositions of pore water around bananas discovered on the deep-sea floor in the Tenryu Submarine Canyon. JAMSTEC Report of Research and Development, vol. 25, 1-12, doi: 10.5918/jamstecr.25.1.

金城和俊, 島田晴加 (2017) 南大東島に分布する赤色土壌の一部に生成された灰白色化土壌の生成メカニズムの検討. 粘土科学, 56巻, 1号, 1-8.

Deevsalar, R., Shinjo, R., Ghaderi, M., Murata, M., Hoskin, P.W.O., Oshiro, S., Wang, K.L., Lee, H.Y., Neill, I. (2017) Mesozoic–Cenozoic mafic magmatism in Sanandaj–Sirjan Zone, Zagros Orogen (Western Iran): Geochemical and isotopic inferences from Middle Jurassic and Late Eocene gabbros. Lithos, vol. 284–285, 588-607, doi.org/10.1016/j.lithos.2017.05.009.

Shu, Y., Nielsen, S.G., Zeng Z., Shinjo, R., Blusztajn, J., Wang, X., Chen, S. (2017) Tracing subducted sediment inputs to the Ryukyu arc-Okinawa Trough system: Evidence from thallium isotopes. Geochimica et Cosmochimica Acta, 217, 462-491. doi.org/10.1016/ j.gca.2017.08.035.

Armid, A., Shinjo, R., Sabarwati, S.H., Ruslan, R. (2017) Pollution assessment of various heavy metals in the surface sediment of Kendari Bay, Indonesia. Nature Environment and Pollution Technology, vol. 16, 1067-1074.

Feyissa, D.H., Shinjo, R., Kitagawa, H., Meshesha, D., Nakamura E. (2017) Petrologic and geochemical characterization of rift-related magmatism at the northernmost Main Ethiopian Rift: Implications for plume-lithosphere interaction and the evolution of rift mantle sources. Lithos, vol. 282-283, 240-261, doi.org/10.1016/j.lithos.2017.03.011.

岡村聡, 稲葉充, 足立佳子, 新城竜一 (2017) 北部フォッサマグナ周辺の新生代火成活動と背弧海盆テクトニクス. 地球科学, 71巻, 65-73.

久保慶明 (2017) 労働組合員の組合活動・政治活動・投票行動に都道府県間で違いはあるか. Int’lecowk,  72巻, 7号, 28-37.

Deevsalar, R., Shinjo, R., Liégeois, J.P., Valizadeh, M.V., Ahmadian, J., Yeganehfar, H., Murata, M., Neill, I. (2017) Subduction-related mafic to felsic magmatism in the Malayer-Boroujerd plutonic complex, western Iran. Swiss Journal of Geosciences, accepted, DOI: 10.1007/s00015-017-0287-y.

Luong, L.D., Shinjo, R., Hoang, N., Shakirov, R.B., (2017) Regional and vertical variations in dissolved Rare Earth Elements concentrations in the East China Sea waters. Water Resources, accepted.

 

宇佐美賢, 佐々木健志, 知念正昭, 新城竜一 (2018) 首里城の大龍柱と伝えられる残欠の石質について. 沖縄県立博物館・美術館, 博物館紀要. 第11号, 11-14.

 

岡村 聡, 稲葉 充, 新城竜一 (2018) 北部フォッサマグナ周辺のマントル物質の改変:起源マントルとスラブ溶融成分変化. 月刊地球, Vol. 40, 225-233.

 

Deevsalar, R., Shinjo, R., Liégeois, J.P., Valizadeh, M.V., Ahmadian, J., Yeganehfar, H., Murata, M.,  Neill, I. (2018) Subduction-related mafic to felsic magmatism in the Malayer-Boroujerd plutonic complex, western Iran. Swiss Journal of Geosciences, First Online: 25 January 2018, DOI: 10.1007/s00015-017-0287-y.

 

Hirai, Y., Yoshida, T., Okamura, S., Tamura, Y., Sakamoto, I., Shinjo, R. (2018) Breakdown of residual zircon in the Izu arc subducting slab during backarc rifting. Geology, 46, 371-374. DOI: 10.1130/G39856.1.

 

久保慶明地域社会と投票参加:2016年参院選における沖縄県選挙区を中心に、政策科学・国際関係論集 18号1-42頁、2018

 

KUBO Yoshiaki, 3.11 and the 2012 General Election: Political Competition and Agenda Setting, in Tsujinaka Yutaka and Inatsugu Hiroaki eds. _Aftermath: Fukushima and the 3.11 Earthquake_, Kyoto University Press and Trans pacific Press, 2018, pp.150-170

 

OKURA Sae and KUBO Yoshiaki, Nuclear Damage Compensation: Mechanisms for Dispute Resolution, in Tsujinaka Yutaka and Inatsugu Hiroaki eds. _Aftermath: Fukushima and the 3.11 Earthquake_, Kyoto University Press and Trans pacific Press, 2018, pp.193-214

高橋そよ (2018) 単著 『沖縄・素潜り漁師の社会誌:サンゴ礁資源利用と島嶼コミュニティの生存基盤』(コモンズ)

【開催報告】第3回水循環ワークショップ 開催

2018年04月25日 15:00

主催 水の環プロジェクトチーム

話題提供 佐藤 哲 氏(愛媛大学社会共創学部、教授)
「社会とともにある、社会のための科学・大学―トランスディシプリナリー研究の意義―」

日時 平成30年2月3日(土)15:00-18:00(14:30開場)

場所 イベントスペース「おきなわダイアログ」
住所:沖縄県那覇市久茂地2-15-8 フージャース那覇久茂地ビル
(最寄りバス停:若松入口)
http://okinawadialog.com/about/

参加費 無料(事前申し込み不要)

※ 本ワークショップは、国立研究開発法人科学技術振興機構 (JST) 平成29年度「科学技術コミュニケーション推進事業未来共創イノベーション活動支援」「水の環でつなげる南の島のくらし」(代表 琉球大学 理学部 新城 竜一)の一環として実施します。

 


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社会とともにある、社会のための科学•大学 トランスディシプリナリー研究の意義 佐藤哲
社会とともにある、社会のための科学•大学
トランスディシプリナリー研究の意義 佐藤哲

 

【開催報告】第1回みずのわ教室:ワークショップ「未来へ向かって舵をとれ!in 沖縄」

2018年04月20日 15:00

 

【開催報告】

第1回みずのわ教室「未来に向かって舵をとれ!in沖縄」

 

 「水の環でつなげる南の島のくらし」プロジェクトでは、島嶼地域の健全な水循環の在り方を様々な立場の方と一緒に考え、実践するために、南の島の ESD プログラム・教材を開発している。

 本企画では、本プロジェクト独自のプログラム開発に向けて、日本科学未来館における科学コミュニケーションの企画や運営に携わる担当者を招聘し、ESD プログラム開発における基本的な考え方や手法等を先行研究や事例に学ぶことを目的として開催した。

 本教室では、日本科学未来館で実践されているボードゲーム「未来に向かって舵をとれ!」を提供してもらい,体験と子どもたちの取組の観察を通して,コミュニケーションツールの教材としての可能性と課題について意見交換を行った。

 

日時:2018年3月25日(日)10時-17時

場所:琉球大学研究者交流施設・50周年記念館 多目的交流ラウンジ(2階)

主催:水の環プロジェクトチーム(JST平成29年度科学技術コミュニケーション推進事業「未来共創イノベーション活動『水の環でつなげる南の島のくらし』 代表 理学部 新城 竜一)

 

 


スライド(公開版)

第1回みずのわ教室未来に向かって舵をとれ!in沖縄 日本科学未来館

 

【開催報告】琉球大学・沖縄県共催 シンポジウム「水から考えるSDGs×沖縄・島じまの挑戦 2018」

2018年02月03日 16:38

【開催報告】

琉球大学・沖縄県共催シンポジウム「水から考えるSDGs ×沖縄・島々の挑戦2018」

 

いま、わたしたちの住む沖縄は様々な社会課題に直面しています。

これらの課題の解決に向けた取組みは、国連が2015年に定めた持続可能な開発目標 Sustainable Development Goals (SDGs)の実現と、切り離して考えることはできません。地域社会は、まさにグローバルな課題の現場だといえるでしょう。

様々なファクターが絡み合った課題を解決するためには、多様なステークホルダーとの対話や連携、調整が重要です。

そこで、本プロジェクトでは、沖縄県と意見をかわしながら、自然と人間の暮らしに欠かすことのできない「水」をキーワードに、国連や政府機関、沖縄県内の自治体や企業、市民、大学による取組みを共有し、パートナーシップのあり方について考える対話の場を企画し、シンポジウム「水から考えるSDGs ×沖縄・島々の挑戦2018」(2018年2月4日)を共催しました。

シンポジウムには、高校生や大学生、お子さん連れの方、行政や企業、教育機関、NPOなどの多様な立場から、約150名の参加がありました。受付ロビーでは、わたしたちの住む沖縄の現状と未来について考えるSDGsアンケートを実施し、持続可能な島の暮らしと未来を実現するために、それぞれの立場から、わたしたちは何ができるのかを、参加者のみなさんと一緒に考えました。

(参考)

国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)

サイエンスポータル【レポート】https://scienceportal.jst.go.jp/reports/other/20180214_01.html

 


共催 琉球大学・沖縄県

企画協力 水の環プロジェクトチーム(JST平成29年度科学技術コミュニケーション推進事業「未来共創イノベーション活動『水の環でつなげる南の島のくらし』 代表 理学部 新城 竜一)

日時 2018年2月4日(日)13:30-16:30

場所 沖縄県立博物館・美術館 講堂

 

沖縄県ホームページ http://www.pref.okinawa.jp/site/kikaku/chosei/staff/sdgs-symposium2018.html

 

<プログラム> ※手話通訳・要約筆記付

13:30-13:40 開会挨拶(沖縄県)

13:40-14:20 基調講演 〜水と持続可能な開発〜

沖 大幹(国際連合大学 上級副学長)    発表スライドはこちらから

14:20-15:25 自治体・企業・市民・大学による取り組み紹介

自治体 水道広域化の推進と可搬型海水淡水化装置の導入事例

石原 祥之(沖縄県企業局配水管理課 計画班長)   発表スライドはこちらから

企業  水のスモールインフラの普及

大嶺 光雄(ワイズグローバルビジョン株式会社 取締役会長兼CTO)   発表スライドはこちらから

市民  宮古島における地下水保全の取組み ~次世代への環境教育をとおして~

前里 和洋(沖縄県立八重山農林高校学校 教論)

大学  研究と社会をつなぐ「水の環」プロジェクト

新城 竜一(琉球大学理学部 教授)   発表スライドはこちらから

15:25-15:40 休憩

15:40-16:20 ステークホルダーミーティング

〜持続可能な島の暮らしと未来にむけて、わたしたちにできること〜

モデレーター

琉球大学 西田 睦 理事・副学長(研究・企画戦略担当)

コメンテーター

国立研究開発法人科学技術振興機構 「科学と社会」推進部

柴田 孝博 部長

東京海洋大学海洋科学部

川辺 みどり 教授   コメントスライドはこちらから

パネリスト

沖 大幹(国際連合大学 上級副学長)

大嶺 光雄 ワイズグローバルビジョン(株) 取締役会長兼CTO

前里 和洋 沖縄県立八重山農林高校学校 教論

新城 竜一 琉球大学理学部 教授

16:20-16:30 閉会挨拶(琉球大学 大城 肇 学長)

 

<サイドイベント

最近よく耳にする「SDGs(エス・ディー・ジーズ、持続可能な開発目標 Sustainable Development Goals」。私たちの暮らしとどのような関係があるのでしょうか。

日本科学未来館の協力を得て、「水」をキーワードにわかりやすく解説した体験型パネル展を開催しました。

 

県庁ロビー特別企画展「水から考えるSDGs」

共催 水の環プロジェクトチーム・沖縄県

協力 日本科学未来館

期間 2018年1月29日〜2月2日

場所 沖縄県庁ロビー1階 県民