JST SOLVE for SDGs

1.JST SOLVE for SDGsとは

国立研究開発法人 科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)
令和元年度新規プロジェクト「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム」

ソリューション創出フェーズ研究開発プロジェクト
「亜熱帯島嶼の持続可能な水資源利用に向けた参画・合意に基づく流域ガバナンスの構築」
研究代表者 安元 純(琉球大学 農学部 地域農業工学科 助教)
協働実施者 金城 進(八重瀬町 土木建設課 課長)

2.本研究の目的と目指すこと

解決すべき問題

亜熱帯島嶼の水資源は、気候変動や産業構造の変化などのさまざまなストレスに対する脆弱性が極めて高く、近年、多くの地域で地下水など水資源の枯渇や汚染が大きな社会課題となっています。地下水の汚染は水循環を介してサンゴ礁生態系を劣化させ、生態系サービスの低下など新たな課題も引き起こしています。

提案内容

本プロジェクトでは、地下水の流れや汚染物質の発生・輸送プロセスの定量的な把握とその科学的情報を可視化し、アクションリサーチを通じて多様なステークホルダーとともにそれらのデータを共有することで、水資源に対する理解を深めます。さらに、ステークホルダー間の合意形成に基づいた、汚染物質の効果的な負荷軽減対策を立案・実施し、活用する仕組み(参画・合意に基づく流域ガバナンス)を構築します。

3.研究開発に参加する研究機関等

琉球大学
八重瀬町
長崎大学 環境科学部
信州大学 工学部
北里大学 海洋生命科学部
産業技術総合研究所
熊本大学 大学院先端科学研究部
金沢大学 人間社会研究域
大阪府立大学 人間社会システム科学研究科
湧き水fun倶楽部
一般社団法人 トロピカルテクノプラス
株式会社 建設技術研究所
株式会社 地圏環境テクノロジー

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)
「SDGs の達成に向けた共創的研究開発プログラム

JST(国立研究開発法人科学技術振興機構)が2019年度より新たに開始した「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム」(Solution-Driven Co-creative R&D Program for SDGs(略称:SOLVE for SDGs))のソリューション創出フェーズに、琉球大学水循環プロジェクトによる研究プロジェクトが応募し採択されました(採択率7.4%、応募件数134件、採択件数10件)。これまでのJST科学技術コミュニケーション推進事業「水の環でつなげる南の島のくらし」で実施してきた取り組みが評価されました。

JST SOLVE for SDGs とは、17の持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の達成に向け、社会の具体的な問題の解決を通して、社会的・公共的価値の創出を目指す事業です。社会問題の解決に取り組む関与者と研究者が協働するためのネットワークを構築し、競争的環境下で自然科学と人文・社会科学の知識を活用した研究開発を推進して、現実社会の具体的な問題解決に資する成果を得るとともに、得られた成果の社会への活用・展開を図るものです。  

(1)シナリオ創出フェーズ
実施期間:原則として2年以下
研究開発費(直接経費):上限600万円程度/年

(2)ソリューション創出フェーズ
実施期間:原則として3年以下
研究開発費(直接経費):上限2,300万円程度/年

詳しくは、JST公式ウェブサイトをご参照ください